カイタックプロジェクト室

構造のスペシャリスト
落ち着き、冷静である

細かい気付きがあるなら
細かいところまで考える

分からないことがあれば彼に聞け。
社内では、よく耳にするフレーズだ。
冷静、丁寧、迅速、技術力、頭が切れると、仲間は「誰もが羨む才覚」を絶賛する。
当初、建築模型の仕事がしたかったが、就職活動は思うようには行かなかったという。
高専の恩師から「システム建築」という模型のような建築をする会社があると勧められ入社に至る。
志望の会社に入れたのだから、きっと楽しく充実するはずという想いがあった。
けれど、入社当時は設計の知識が身についておらず、必死に食らいつく日々が続いた。
記憶に残る「姉歯事件」の影響で制度が厳しくなり、クライアントからの風当りも強く厳しく問い詰められる時期も忍耐で乗り切る。
そんな経験を積み上げながら、多くの部署を渡り歩き、何とかしようと自身で感じている仕事への正解を模索した。
もっと腕を磨きたいと努力する姿勢は、今も変わらない。
胸突き八丁を超えてきたからこそ「スペシャリスト」なのだ。

堅実に階段をのぼる
影の努力を感じさせることもない

1984年生まれ
出身は愛知県豊田市で育った。
姉と妹の3人兄弟。
特別ではなく、一般的な家庭だったと振り返る。
中学で軟式テニス、高専ではバドミントンに熱中した。
夢はと聞くと、正直「将来の夢が無かった」と思わず微笑んだ。
小さい頃から建築が好き、友人の影響で高専の存在を知り入学。
5年間建築を学んだ。
高専卒業後に横河ブリッジに入社し、その後横河システム建築に出向する。
入社4年目で転籍する。かくして試行錯誤の毎日がはじまった。

今が充実している
これからも充実

これから改善していきたいことについて。
人を頼るのが苦手だという。
チームプレーが原則だが、自分でやった方が早いと思ってしまう。
これからは、人に頼ることも覚えて、チームを回していきたい。

彼も二児の父である。
妻と子供たちが彼の帰りを待っている。
休日は、子供たちと遊ぶのが楽しみだ。
仕事の疲れも吹き飛んでいく。
職場ではどこまでも己に厳しく、家ではいつもほがらかに。

所属遍歴

2005年:設計部設計課
2010年10月設計部生産情報課
2012年4月:設計部設計課
2014年10月:設計部開発課
2016年10月:東京営業部営業第一課
2019年6月:特殊建築部設計課
2020年10月:カイタックプロジェクト室